背中をゆるめると健康になる

背中をゆるめる。
ただそれだけで、人生が劇的に変わります！！

「がんばって健康にならなければいけない」
この発想をすぐに捨ててください。

ハードな運動やストレッチ
長時間のウォーキング
整体やマッサージ通い

すべて必要ありません。

なぜなら、体のさまざまな不調は「背中の筋肉が固くなる」ことで引き起こされているからです。首や肩のコリ、腰痛、頭痛、ぽっこりお腹やお尻のたるみなどの体型の崩れ、ぐっすり眠れない、なかなか疲れがとれない、イライラする……。こんな慢性的な不調は「歳のせい」ではありません。背中が固いからなのです。だから、何よりも、背中をゆるめてあげることが必要です。

固くなった背中をゆるめれば、「人生が変わる」と言ってもいいほど、不調が消えて体がスッと軽やかになります。この感覚を、ぜひ味わってください。

本書では「背中をゆるめる」ための簡単なコツを紹介していきます。もちろん、ハードな運動やストレッチ、モデルのような姿勢改善法などは、まったく必要ありません。「座りながら」「歩きながら」という日常動作の延長でできる、ごくごく簡単でゆる～い動作で、背中をゆるめていきます。

1日10秒から実践できます。
体がゆるみ、健康になっていくのが実感できます。


【目次】
【１章】 背中をゆるめればすべてが解決する
・背中を見れば「本当の自分」がわかる
・力を込めてがんばるのは、良いことではない
・「胸を張った姿勢」はあらゆる不調を引き起こす
・痛みに耐えてストレッチしても、体はやわらかくならない
・激しい運動をしても、筋肉が動いていないことが多い
・背中が固くなると呼吸の質が下がる
・やら「ねば」、やる「べき」という思考が背中を固くする
・背中がゆるむだけで人はスリムになれる
・背中をゆるめればぐっすり眠れるようになる

【２章】 今すぐ背中をゆるめる10秒ほぐし
・背中をゆるめるのに時間はいらない
・背中の筋肉は「ゆるめて、集める」ことが大切
・３秒で骨格が正しい位置に戻る「手のひら返し」
・10秒ほぐし①　肩甲骨をゆるめる「両腕ひねり」
・10秒ほぐし②　広背筋をゆるめる「小さく腕グルグル」
・10秒ほぐし③　重心を上げる「腕上げウォーク」

【３章】 背中をゆるめる「座り方」と「立ち方」
・座るときも立つときも力は使わない
・疲れる姿勢はいい姿勢ではない
・ＮＧな座り方　①背筋をピーンと伸ばして座る　②背にもたれてあごを突き出して座る
・背中をゆるめる座り方
・座り方バリエーション（床に座る（正座と胡坐）／ソファに座る／デスクワークをする／食事をする…など）
・ＮＧな立ち方　①胸を張って反り腰で立つ　②腰が落ちてお腹を前に出して立つ
・背中をゆるめる立ち方

【４章】 背中をゆるめる「歩き方」
・背中の筋肉をたくさん使って歩きましょう
・20秒ほぐしを２週間続けるだけで、背中で歩けるようになる
・（1週目）脚の動きが自然に変わる！20秒ほぐし
・（2週目）腕のふり方が自然に変わる！20秒ほぐし
・歩き方バリーション（ウォーキングをする／買い物をする／家の中で歩く…など）

【５章】 背中をゆるめると人生が変わる
・現代人の体に〝ゆるさ″が必要な理由
・〝ゆるフニャ″思考が幸せのコツ
・背中をゆるめると人から信頼される
・体が元気になるともれなくキレイがついてくる
・背中がゆるむとオーラが変わる